1月都城経営者同友会
後藤家の海運業と薩摩藩
「後藤家の史料にみる海運ビジネスの一端」 都城市島津邸 副館長「米澤 英昭」
1.後藤家について



後藤家は、かねごを屋号とし、高城を拠点に商取引を行った旧商家である。
天明5年(1785年)に名字帯刀(みょうじたいとう)をゆるされ、代々町の年行司役や別当を歴任した。
みょうじたいとうとは、江戸時代に武士の身分証明として名字(苗字)を名乗り、刀を腰に帯びること許された。武士身分に準ずる権威与えていた。行政に協力して功績をあげていたと思われます。
後藤家の家業は、質屋業や木材生産などに携わりながら鹿児島藩「御用船(稲荷丸・稲福丸)いなりまる・いなふくまるを担った8代目当主五市(文化3~明治5)と、その商いを引き継いで山林関連の事業を拡大させた。 9代目当主「伊左衛門」(文政11~大正4)の時代に大きく発展したものと思われます。
